JAあつぎ自己改革の実践計画
JAあつぎは、平成27年より、組合員との徹底した対話に基づいて、「農家所得の向上」「総合事業の機能発揮」「組合員・地域とのつながり強化」を基本目標とする創造的自己改革の実践に全力で取り組んできました。


つながり強化

これまでに自己改革として、経営の安定と生産力向上に向けた指導内容の充実と出向く体制を確立したほか、直売所・移動販売車・買取販売による販売強化、新規就農者をはじめとした担い手育成などの取り組みを進めてきました。

アンテナショップTomoni
令和3年オープン

移動販売車
平成29年稼働開始

農業塾
平成19年から毎年開講
令和6年度、JAあつぎは自己改革に対する組合員の評価把握のため、組合員訪問を通じた聴き取り調査を行いました。その結果、約7割の組合員が、取り組みに対し「評価できる」「評価できるがもっと取り組みを強化してほしい」と回答し、今後のJAあつぎへの期待の声を多数いただきました。
評価できる
59.2%
評価できるが
もっと取り組みを
強化してほしい
評価できない 0.7% わからない 25.2%
評価できる
61.8%
評価できるが
もっと取り組みを
強化してほしい
評価できない 0.6% わからない 21.3%
評価できる
61.4%
評価できるが
もっと取り組みを
強化してほしい
評価できない 1.1% わからない 24.7%
調査対象:正組合員・准組合員(生産組合加入)
調査方法:個別訪問による聴き取り
自己改革を実践するための具体的な方針
- 訪問活動や座談会を通じた「組合員との対話」を原点として、ニーズを的確に把握します。
-
「農業者の所得増大・販路拡大」につながる農業者目線で必要な取り組みについて、目標および実践具体策の策定等とあわせて実践し、改革の目的である「所得増大」を実現するほか、「地域の活性化」に取り組みます。
(1)米生産農家を対象として、次のことに取り組みます。
①JA買取米数量拡大を通じた売上増加【数値目標A】②良質米生産に向けた水稲苗の健苗供給③良質米生産に向けた各種水稲講習会の開催関連トピックス
生産者の期待に応える健苗をJAあつぎは、管内生産者に供給する水稲苗の生産に向け、水稲育苗センターの稼働を4月30日から開始しました。適期配送とともに出荷を依頼JAあつぎは5月7日から28日にかけて、43,000箱の水稲苗を管内の生産者へ配送しました。(2)必要とする全ての生産者を対象として、次のことに取り組みます。
①買取販売の拡大を通じた売上増加【数値目標B】②地場農畜産物の販路拡大③土壌診断をもとにしたコスト削減④農作業受委託による農地利用促進⑤6次産業化による付加価値の向上⑥鳥獣被害の被害軽減対策⑦共計取扱数量拡大を通じたコスト低減【数値目標C】関連トピックス
良質な仕上がりに期待清川村で5月3日、茶の摘み取りが始まりました。管内農業の振興へ地域とともにJAあつぎ営農経済センター「あぐりべぇ」内のグリーンセンターは、今年5月でオープンから1年を迎えました。ブランド化に向けて商品開発JAあつぎ農産物直売所では、4月より新たなペピーノ商品の販売を開始しました。(3)新規就農者をはじめとした担い手などを対象として、次のことに取り組みます。
①担い手・新規就農者の育成②販路・農地利用拡大等の農業経営支援の充実③農業機械レンタル事業による担い手支援関連トピックス
情報共有で品質向上をJAあつぎ管内では、2016年から鳥獣被害に強い作物として、山間地を中心に葉ニンニクの作付けを提案し、特産化へ動きを強めています。農作業の効率化へ農業機械を紹介JAあつぎは、農作業の効率化や労力軽減に欠かせない農業機械のレンタルを行っています。(4)「地域の活性化」に向けて、次のことに取り組みます。
①支所店を拠点とした協同活動の充実【数値目標D】②移動販売車による買い物支援【数値目標E】③食農教育事業の実践関連トピックス
新鮮な「厚木トマト」を贈呈JAあつぎ管内で生産され、「かながわブランド」に登録される「厚木トマト」の出荷が最盛期を迎えています。食と農へ学び深めて卒業第15期親子夢未Kidsスクールが修了を迎えました。収穫体験で地域農業への理解促進を収獲の秋を迎えた10月、JAあつぎ管内では、組合員や地域住民、近隣の教育機関などを対象に、各地区で収穫体験を開きました。関連リンク
- 改革の取り組みと成果について対話等を通じて評価を把握し、次の改革につなげることで、PDCAサイクルを回し、不断の自己改革を着実に実践します。
自己改革の実践に向けた組合員の意思反映
組合員との対話・意思反映の実践計画





自己改革を支える経営基盤の確立・強化の取り組み
経営基盤の確立・強化に向けた目標

