香り豊かな新茶上々の出来
清川村で茶の摘採始まる

一番茶の摘採を行う同支援部
清川村で5月2日、茶の摘み取りが始まりました。今年は3月の気温が低く、やや生育が遅れたものの、新芽が出てからの適度な気温と降雨で順調に生育。生産者の出荷場所である同村煤ヶ谷の荒茶工場チャピュア清川は「天候にも恵まれ、晩霜の被害も少なく、品質の高いお茶が期待できる」と話しました。
茶の摘み取りに合わせて、チャピュア清川も稼働を開始しました。生産者が持ち込んだ生葉は、蒸し機や粗揉機などの工程を経て、約4時間かけて荒茶に仕上げます。加工された荒茶は、㈱神奈川県農協茶業センターに出荷し、「足柄茶」として商品化されます。
同村の茶生産は、生産者の高齢化や後継者不足が年々深刻化しています。そのような中、地域の茶業振興に向け「チャピュア清川支援部」が奮闘しています。
チャピュア清川の守屋力委員長は「茶の栽培や収穫は人手が必要となることから、集団化による茶園管理は、地域の茶業を支える重要な役割。加工についても、一つ一つ丁寧に作業を進めていきたい」と話しました。
最近追加された記事
自身の野菜摂取レベルを知ろう!
夢未市・グリーンセンターには、自身の野菜摂取量が簡単に測定できる「ベジチェック」が常設されています。
協同の必要性を一体となり発信
第62回通常総代会が5月24日、厚木市文化会館大ホールで開催されました。
管内農業の振興へ地域とともに
JAあつぎ営農経済センター「あぐりべぇ」内のグリーンセンターは、今年5月でオープンから1年を迎えました。
未来へつなぐ花と緑の魅力
花と緑に親しむイベント「厚木市緑のまつり」が5月10日と11日の2日間、厚木中央公園で開催されました。
適期配送とともに出荷を依頼
JAあつぎは5月7日から28日にかけて、43,000箱の水稲苗を管内の生産者へ配送しました。