JAあつぎ

あつぎの生産者Atsugi Farmers

丹精込めて栽培
収獲の喜びを分かち合い
笑顔の輪を広げる

厚木市林 鈴木 好弘さん
 睦合地区にある約23アールの圃場で、米や露地野菜を生産。現在は、農業委員、地区の生産組合長を務め、地域農業の振興を図っています。

地域農業を支えるために尽力

 公務員として働いていた鈴木さん。退職をする58歳までは、水田管理を中心に農業に携わっていました。現在は、少量多品目でナスやキュウリ、ササゲなど、年間15種類以上の野菜と米を丹精込めて生産しています。
 組織活動では、2年前まで農地最適化推進委員を務め、現在は農業委員や地区の生産組合長として地域農業の発展に尽力。睦合地区の「親子ふれあい農園」にも協力し、次世代へ食と農の大切さを伝えながら交流を図っています。

喜ばれる農産物を生産

ササゲの生育を確認する鈴木さん
ササゲの生育を確認する鈴木さん
 作付けする品目は、提供する家族や親戚、地域の人から喜ばれるものを選定。毎年グリーンセンターで開かれる苗物即売会にも足を運び、地場産の新鮮な苗を見ながら夏野菜の作付け計画を立てています。
 中でもさまざまな料理に汎用性の高いナスは毎年育てています。今年も異なる3つの種類を栽培し、更新剪定を行いながら長い期間収穫できるよう工夫をしています。
 この他、限られた農地を有効活用するため、輪作を実践。土壌の養分バランスを考え、連作障害を防ぐなど、計画的な作付けで良質な野菜作りに努めています。今後も、試行錯誤を重ねて習得してきたノウハウを生かしつつ、地域の生産者との交流も大切にしながら、新たな品目や品種も少しずつ取り入れていく予定です。
 鈴木さんは「収穫の喜びを分かち合うことで、皆が笑顔になってくれたらうれしい。猛暑など環境の変化で苦労することも多いが、今後も農業に励んでいきたい」と話しました。

JAあつぎ農産物直売所

夢未市外観写真
夢未市店内写真
生産者と消費者を結ぶ「夢未市」。新鮮で安全・安心な地場農畜産物をお届けするとともに、食と農の大切さや地産地消の推進を図ってまいります。

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