農業を通じた活動で
地域に貢献
良質な農産物を生産
厚木市愛甲 田村 健二さん
南毛利地区にある約1.2ヘクタールの圃場で、水稲や露地野菜、果樹を生産。現在は、マコモダケの栽培にも力を入れています。
学びと経験を地域へ還元
会社員として自動車の開発に携わっていた田村さんは、先代から継承した農地を守り、生かしていくため、9年前に農業へ転身しました。就農1年目には、東京農業大学農学部に入学し、学んだ理論や技術を日々の栽培に活用しています。卒業後も大学の教授や学生との交流を大切にし、実習に自身の圃場を提供するなど、教育活動にも協力しています。
また、農業を通して子どもたちの探求心につなげようと、食農教育活動にも注力しています。市内の小学校を招いた米作りでは、種まきから田植え、稲刈り、脱穀、そして収穫祭や発表会までを体験的に実施。さらに、保育園などへ出向いた体験学習も行い、実体験から生まれる学びを支え、子どもたちの健やかな成長をサポートしています。
また、農業を通して子どもたちの探求心につなげようと、食農教育活動にも注力しています。市内の小学校を招いた米作りでは、種まきから田植え、稲刈り、脱穀、そして収穫祭や発表会までを体験的に実施。さらに、保育園などへ出向いた体験学習も行い、実体験から生まれる学びを支え、子どもたちの健やかな成長をサポートしています。
土地柄を生かした栽培を実践
自身の直売所でマコモダケを販売する田村さん
栽培では、土壌のバランスを考慮した圃場設計のもと、レンゲなどのマメ科植物を有機資源(緑肥)として利用しています。病害虫対策には、ミントなどのコンパニオンプランツを配置し、生物の相互作用を活用。また、圃場管理の効率化を目指し、自作の農具を活用するなど、試行錯誤を重ねています。
力を入れているマコモダケは、大学職員の勧めで栽培を開始。イネ科の水生植物「マコモ」の茎の基部が肥大したもので、タケノコに似た食感とほのかな甘みが特徴です。良質な食味を保つため、収穫時期を逃さない緻密な日程管理は欠かせません。地道な品質管理と周知を続け、現在はリピーターも増えています。
田村さんは「農業を皆で楽しみながら、その魅力を伝え、農業のイメージをより良いものにしたい。次代を担う子どもたちの食農教育につなげていければ」と話しました。
力を入れているマコモダケは、大学職員の勧めで栽培を開始。イネ科の水生植物「マコモ」の茎の基部が肥大したもので、タケノコに似た食感とほのかな甘みが特徴です。良質な食味を保つため、収穫時期を逃さない緻密な日程管理は欠かせません。地道な品質管理と周知を続け、現在はリピーターも増えています。
田村さんは「農業を皆で楽しみながら、その魅力を伝え、農業のイメージをより良いものにしたい。次代を担う子どもたちの食農教育につなげていければ」と話しました。
旬の農産物のお買い求めは、JAあつぎの農産物直売所「夢未市」へどうぞ!




