JAあつぎ

トピックスTopics

良質な仕上がりに期待

清川村で茶の摘採始まる

一番茶の摘採を行う同支援部の写真
一番茶の摘採を行う同支援部

 清川村で5月3日、茶の摘み取りが始まりました。今年は4月に入って朝晩の気温が低い日が多く、生育の遅れが心配されましたが、新芽の伸びも良好で順調に生育しました。生産者の出荷場所である同村煤ヶ谷の荒茶工場チャピュア清川は「晩霜の被害も少なく、新芽も均一にそろうなど、良質な茶が期待できる」と話しました。

 茶の摘み取りに合わせて、チャピュア清川も稼働を開始しました。生産者が持ち込んだ生葉は、蒸し機や粗揉機などの工程を経て、約4時間かけて荒茶に仕上げます。加工された荒茶は、(株)神奈川県農協茶業センターに出荷し、「足柄茶」として商品化されます。

 同村の茶生産は、生産者の高齢化や後継者不足が年々深刻化しています。そのような中、地域の茶業振興に向け「チャピュア清川支援部」が奮闘しています。

 チャピュア清川の守屋力委員長は「足柄茶100周年という年に、素晴らしいお茶が出荷されている。多くの人に新茶の味と香りを楽しんでもらいたい」と話しました。

 6月1日には、足柄茶100周年を記念し、県内JAの直売所において一斉キャンペーンを実施します。JAあつぎにおいても、夢未市・グリーンセンターで開催を予定しています。皆さまお誘いの上、ぜひご来場ください。

最近追加された記事

地元の茶に親しみを持って

 清川支所と駅前支店は9月27日、地元で生産される茶の魅力を知ってもらおうと、准組合員を対象に「茶摘み体験」を開きました。

米の安定供給へ役割発揮

 営農経済センター「あぐりべぇ」内にあるライスセンターは、米の収穫期を迎えた9月7日より今年度の稼働を開始しました。

プロの技と地元の味を学ぶ

 次世代部は9月3日、海の幸と地場野菜を使った料理を学ぼうと、厚木市小野で鮮魚店と総菜店を営む魚屋3代目料理家の柳田昇さんを講師に招き「魚武料理講習会」を開きました。

国消国産・地産地消の推進へ

 JAあつぎは8月31日の「野菜の日」に合わせ、夢未市で「あつぎファーマーズフェスタ」を開催しました。

持続可能な農業へ声を届ける

 農政対策委員会は8月25日と28日、「令和8年度農林施策要請・農林予算要望書」を厚木市と清川村に提出しました。

ページの先頭へ