良質な仕上がりに期待
清川村で茶の摘採始まる

清川村で5月3日、茶の摘み取りが始まりました。今年は4月に入って朝晩の気温が低い日が多く、生育の遅れが心配されましたが、新芽の伸びも良好で順調に生育しました。生産者の出荷場所である同村煤ヶ谷の荒茶工場チャピュア清川は「晩霜の被害も少なく、新芽も均一にそろうなど、良質な茶が期待できる」と話しました。
茶の摘み取りに合わせて、チャピュア清川も稼働を開始しました。生産者が持ち込んだ生葉は、蒸し機や粗揉機などの工程を経て、約4時間かけて荒茶に仕上げます。加工された荒茶は、(株)神奈川県農協茶業センターに出荷し、「足柄茶」として商品化されます。
同村の茶生産は、生産者の高齢化や後継者不足が年々深刻化しています。そのような中、地域の茶業振興に向け「チャピュア清川支援部」が奮闘しています。
チャピュア清川の守屋力委員長は「足柄茶100周年という年に、素晴らしいお茶が出荷されている。多くの人に新茶の味と香りを楽しんでもらいたい」と話しました。
6月1日には、足柄茶100周年を記念し、県内JAの直売所において一斉キャンペーンを実施します。JAあつぎにおいても、夢未市・グリーンセンターで開催を予定しています。皆さまお誘いの上、ぜひご来場ください。
最近追加された記事
良質な仕上がりに期待
清川村で5月3日、茶の摘み取りが始まりました。
生産者の期待に応える健苗を
JAあつぎは、管内生産者に供給する水稲苗の生産に向け、水稲育苗センターの稼働を4月30日から開始しました。
新施設建築へ安全を祈願
JAあつぎは4月15日、営農経済センター「あぐりべぇ」内に新設する「農機保管庫」の起工式を行いました。
新鮮な「厚木トマト」を贈呈
JAあつぎ管内で生産され、「かながわブランド」に登録される「厚木トマト」の出荷が最盛期を迎えています。
新たな視点で交流の輪を広げる
JAあつぎ営農経済センター「あぐりべぇ」で4月5日、スポーツや食農に触れ合うイベント「あぐりべぇにGO!」を開催しました。