冬を告げるシクラメンが出荷最盛期迎える
地場産花きの消費拡大へ

生産者の一人である同市飯山の佐々木潤一さんは、有限会社佐々木花園の3代目。贈答用4,000鉢、ガーデニング用2,000鉢を約1年間の歳月をかけて育てあげます。現在、約40種類を栽培し、根強い人気の「ビクトリア」をはじめ、パステル系の色味までさまざまな品種に挑戦しています。
JAあつぎ管内に4軒あるシクラメン農家で、出荷最盛期を迎えています。地中海地方が原産のシクラメンは、深い愛を意味する花と言われ、日本では贈答用として12月から需要が活発化。コロナ禍で中々会えない大切な人への贈り物や、自宅での観賞用として飾るなど、冬の風物詩として親しまれています。
今年は、不安定な天候や急激な寒暖差の影響を受けたものの、生産者による緻密な努力で良質なシクラメンが育ちました。温暖化などの環境変化により、気候に合った管理方法や品種の選定にも工夫を凝らしています。
12月には、准組合員を対象に開いた栽培講習会をはじめ、JA農産物直売所「夢未市」で実施した生産者による対面販売や管内福祉施設への寄贈など、シクラメンの販売促進につなげる取り組みが行われました。




最近追加された記事
適期収穫に向けて学びを深める
JAあつぎは8月25日から9月2日にかけ、良質・良食味米の生産振興を目的に、各地区13カ所の水田で「水稲収穫時期現地検討会」を開催しました。
楽しく学んで共同作業
JAあつぎは7月25日と26日の2日間、「ケーキ屋さんに教わる!親子ロールケーキ作り講習会」を開き、管内の小学生親子115組257人が参加しました。
踊りの輪で笑顔広がる
JAあつぎは7月17日と23日の2日間、管内8地区で「納涼盆踊り大会」を開催しました。
仲間とつながり新たな発見を
地域で輝く次世代リーダーの育成とJAの理解促進を目的に、第17期女性大学「夢未スクール」を開校しました。
地元の花で園児を笑顔に
農業後継者組織である厚木市青空クラブは6月24日、地場産花きの魅力を伝え、地域農業の理解促進につなげようと、市内2カ所の保育所に150鉢の花を贈りました。