JAあつぎ

トピックスTopics

冬を告げるシクラメンが出荷最盛期迎える

地場産花きの消費拡大へ

葉組み作業に汗を流す佐々木さんの写真
葉組み作業に汗を流す佐々木さん

 生産者の一人である同市飯山の佐々木潤一さんは、有限会社佐々木花園の3代目。贈答用4,000鉢、ガーデニング用2,000鉢を約1年間の歳月をかけて育てあげます。現在、約40種類を栽培し、根強い人気の「ビクトリア」をはじめ、パステル系の色味までさまざまな品種に挑戦しています。

 JAあつぎ管内に4軒あるシクラメン農家で、出荷最盛期を迎えています。地中海地方が原産のシクラメンは、深い愛を意味する花と言われ、日本では贈答用として12月から需要が活発化。コロナ禍で中々会えない大切な人への贈り物や、自宅での観賞用として飾るなど、冬の風物詩として親しまれています。

 今年は、不安定な天候や急激な寒暖差の影響を受けたものの、生産者による緻密な努力で良質なシクラメンが育ちました。温暖化などの環境変化により、気候に合った管理方法や品種の選定にも工夫を凝らしています。

 12月には、准組合員を対象に開いた栽培講習会をはじめ、JA農産物直売所「夢未市」で実施した生産者による対面販売や管内福祉施設への寄贈など、シクラメンの販売促進につなげる取り組みが行われました。

の写真
12月1日、准組合員を対象に「シクラメンと冬の鉢花の育て方講習会」を開催
の写真
12月4日と5日、夢未市で生産者による対面販売を実施
の写真
12月9日、大貫組合長へシクラメン・ポインセチアを贈呈
の写真
12月10日、農政対策委員会が管内福祉施設へ花きを寄贈

最近追加された記事

地元の茶に親しみを持って

 清川支所と駅前支店は9月27日、地元で生産される茶の魅力を知ってもらおうと、准組合員を対象に「茶摘み体験」を開きました。

米の安定供給へ役割発揮

 営農経済センター「あぐりべぇ」内にあるライスセンターは、米の収穫期を迎えた9月7日より今年度の稼働を開始しました。

プロの技と地元の味を学ぶ

 次世代部は9月3日、海の幸と地場野菜を使った料理を学ぼうと、厚木市小野で鮮魚店と総菜店を営む魚屋3代目料理家の柳田昇さんを講師に招き「魚武料理講習会」を開きました。

国消国産・地産地消の推進へ

 JAあつぎは8月31日の「野菜の日」に合わせ、夢未市で「あつぎファーマーズフェスタ」を開催しました。

持続可能な農業へ声を届ける

 農政対策委員会は8月25日と28日、「令和8年度農林施策要請・農林予算要望書」を厚木市と清川村に提出しました。

ページの先頭へ