JAあつぎ

金融機関コード:5152

JAあつぎ

トピックスTopics

冬を告げるシクラメンが出荷最盛期迎える

地場産花きの消費拡大へ

葉組み作業に汗を流す佐々木さんの写真
葉組み作業に汗を流す佐々木さん

 生産者の一人である同市飯山の佐々木潤一さんは、有限会社佐々木花園の3代目。贈答用4,000鉢、ガーデニング用2,000鉢を約1年間の歳月をかけて育てあげます。現在、約40種類を栽培し、根強い人気の「ビクトリア」をはじめ、パステル系の色味までさまざまな品種に挑戦しています。

 JAあつぎ管内に4軒あるシクラメン農家で、出荷最盛期を迎えています。地中海地方が原産のシクラメンは、深い愛を意味する花と言われ、日本では贈答用として12月から需要が活発化。コロナ禍で中々会えない大切な人への贈り物や、自宅での観賞用として飾るなど、冬の風物詩として親しまれています。

 今年は、不安定な天候や急激な寒暖差の影響を受けたものの、生産者による緻密な努力で良質なシクラメンが育ちました。温暖化などの環境変化により、気候に合った管理方法や品種の選定にも工夫を凝らしています。

 12月には、准組合員を対象に開いた栽培講習会をはじめ、JA農産物直売所「夢未市」で実施した生産者による対面販売や管内福祉施設への寄贈など、シクラメンの販売促進につなげる取り組みが行われました。

の写真
12月1日、准組合員を対象に「シクラメンと冬の鉢花の育て方講習会」を開催
の写真
12月4日と5日、夢未市で生産者による対面販売を実施
の写真
12月9日、大貫組合長へシクラメン・ポインセチアを贈呈
の写真
12月10日、農政対策委員会が管内福祉施設へ花きを寄贈

最近追加された記事

親子で楽しみ食に関心を

 JAあつぎは3月28日、作って食べる楽しさを伝え、子どもたちの食への関心を高めてもらおうと、小学生以下の親子を対象に「親子で作ろう!お手軽パン」を開き、23組57人が参加しました。

技能生かし食農伝える

 JAあつぎは令和6年度、地域の伝統的な生活文化や郷土料理、食と暮らしに関する新たな技能等の伝承に向け、11人を「ふるさと先生」、7人と1団体を「食とくらしのマイスター」に委嘱しました。

地場産の魅力広く伝える

 グリーンセンターは3月16日から17日の2日間、移転前最後となる周年イベント「26周年記念セール」を開催しました。

積極的な対話で思いを共有

 青壮年部は3月13日、青年農業者の声を反映したJA運営・農業環境の整備などを目的に、JA役員との意見交換会を開催しました。

魅力発信で市の特産に

 厚木市船子にある東京農業大学では、南米原産の農産物「ペピーノ」の研究が進められています。3月5日には、ペピーノへの理解を深めてもらおうと、同市長やJA役員、関係者などを招いた初の試食会が開催されました。

ページの先頭へ