厚木の梨が最盛期迎える
JAあつぎ管内で生産され、かながわブランドに登録される「あつぎの梨」が、出荷最盛期を迎えています。今年は、気温が高く収穫時期が早まったものの、大きな風水害の影響もなく、糖度や色づきともに良質な梨が出来上がりました。
同市酒井の鈴木進一さんは、自宅に隣接する圃場で「幸水」や「豊水」、「あきづき」などを栽培しています。
父から梨園を受け継いだ時、有機栽培に興味を持っていた鈴木さんは、有用微生物や酵素の作用によって地力を高め、作物が持つ能力を最大限に引き出す「酵素農法」を取り入れました。完熟堆肥や有用微生物で発酵させた米ぬか発酵ぼかし肥料、黒砂糖で発酵させた活性液などを施用することで、光合成を促進してミネラル豊富な甘みのある梨に仕上げています。
鈴木さんは「都市近郊で、消費者と直接顔を合わせて梨を販売できる環境はとても貴重。そういったつながりを大切にし、あつぎの梨を多くの人に味わってもらいたい」と話します。
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