ネギ栽培における高温期の土寄せと栽培管理
近年の異常な酷暑と残暑は、ネギの生育適温(15~20℃)から大きくかけ離れ、生育障害などが見受けられます。高温時期における土寄せや追肥はネギへのストレスとなり、生育の停滞や病害の発生などのリスクを伴います。栽培のポイントを実践し、良品率アップを目指しましょう。
土寄せは夜温が下がるお彼岸ごろから
高温期は病害の発生率が増加傾向に
土寄せの際に根が切れることで病害発生のリスクが高まります。どうしても土寄せする場合は、表面を軽く削る程度にするなど、根のダメージを最小限に抑えましょう。また、圃場の排水対策として、明渠の設置が効果的です。
| 病名 | 病原 | 発生温度 | 発生条件 | 対策① | 対策② |
|---|---|---|---|---|---|
| 萎凋病 | 糸状菌 | 25~28℃ | 高温・乾燥 | 土壌消毒 | 連作しない |
| 白絹病 | 糸状菌 | 28℃~ | 多湿 | 排水対策 | 土寄せ前の薬剤散布 |
| 軟腐病 | 細菌 | 30℃~ | 多湿・排水不良 | 排水対策 | 土寄せ前の薬剤散布 |
高温期の追肥・多肥は控えて
分げつ、根傷み、欠株を助長
高温期はネギの生育が停滞しやすく、肥料を吸収する力が劣ります。余分な肥料成分が土壌にたまると、根傷みや病害の発生などを引き起こす原因になります。気温が下がり、ネギの生育が活発になるタイミングを狙って追肥を行いましょう。
9月以降はネギの生育適温期
土寄せは深すぎないように注意
近年は9月以降でも暑さが続いているため、早朝の地温が低い時間帯に土寄せを行いましょう。また、土寄せは首元より3cm程度下までに抑えます。首元を埋めすぎると葉鞘の内部が湿って通気が悪くなり、軟腐病などが発生しやすくなります。葉が土中で腐ったり、裂けたりすることもあるため、1回の土寄せで3~5cm程度を目安とし、成長点を覆わないように注意しましょう。
亜リン酸肥料の活用
発根促進と窒素中断効果が期待できる
ゲリラ豪雨などによる根の活性低下には、植物が吸収しやすい亜リン酸肥料が効果的です。乾燥時のかん水と合わせた液肥の施用は、粒状よりも効果が見込めます。
亜リン酸+カリ液剤(販売:サカタのタネ)
ホストップ
【価格】
1.35kg(約1L) 6,380円(税込)
13.5kg(約10L) 34,060円(税込)
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【肥料成分】
N:0 P:25 K:20
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【施用方法】
希釈倍率1,000倍
2~3週間おきに葉面散布
希釈倍率1,000倍
2~3週間おきに葉面散布
※ご注文は、各支所経済課までお問い合わせください
※価格は令和8年6月現在で、別途送料がかかります
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