苦土の欠乏には「マルチサポート1号」
作物を育てる上で、葉(葉脈間)が黄ばむ、葉の色が薄い、下位葉が黄色くなってきたなどの症状がある場合は、苦土の欠乏かもしれません。苦土は葉緑素にとても重要で、不足すると光合成の機能が低下し、生育に影響を及ぼします。今回は、苦土の役割や総合微量要素肥料「マルチサポート1号」の特徴などについてご紹介します。
苦土の役割
- 光合成を活発にし、糖やでんぷんなどの炭水化物を効率よく作ることができます。苦土を吸収することで葉緑素の量が増え、濃い葉色になります。
- 土壌中に蓄積されているリン酸の吸収を促進し、作物の品質向上に効果を発揮します。
- 酵素の活性を高めることから作物の代謝を活性化し、アミノ酸などの栄養素の合成に役立ちます。
- 肥料の効果を発揮するには、養分バランスが重要です。苦土、石灰、カリウムの塩基バランスが作物の養分を効率よく吸収できるかの鍵となります。
微量要素欠乏の圃場が増加
微量要素は、作物の吸収による持ち出しや雨による流亡、溶脱などで圃場から徐々に減っていくため、定期的な補給が必要です。多量要素の苦土を上手に働かせるには、微量要素も必要不可欠です。微量要素は作物が必要とする量はわずかですが、作物内で主に代謝酵素の補酵素として働きます。不足すると生育障害の原因となります。
「マルチサポート1号」とは?
特徴
■ 速効性の微量要素で生育をサポート
「マルチサポート1号」は、作物の健全な成長に必要な苦土と微量要素(マンガン、ホウ素、銅、亜鉛、鉄)をバランスよく含んだ総合微量要素肥料です。土に不足しがちな成分を一度に補給できます。最大の特徴は、成分のほとんどが「水溶性」。作物の根まで届きやすい“攻めの肥料”であり、初期生育から効果が期待できます。
■ 農作物の1作に必要な量
微量要素は、作物にわずかな量だけを与える必要があり、多くても少なくても収量や品質低下を招きます。「マルチサポート1号」はほとんどの作物に対応し、安心して使えるよう成分調整がされており、ちょうど作物の1作分に使われる成分量となっています。

2,198円(税込)
成分
(%)
| 保証 | 効果発現促進剤 | 含有 | ||||
|---|---|---|---|---|---|---|
| 水溶性苦土 | 水溶性マンガン | 水溶性ほう素 | 銅 | 亜鉛 | 全けい酸 | 鉄 |
| 15.0 | 0.50 | 0.20 | 0.02 | 0.05 | 12.0 | 2.0 |
| 保証 | ||
|---|---|---|
| 水溶性苦土 | 水溶性マンガン | 水溶性ほう素 |
| 15.0 | 0.50 | 0.20 |
| 効果発現促進剤 | |
|---|---|
| 銅 | 亜鉛 |
| 0.02 | 0.05 |
| 含有 | |
|---|---|
| 全けい酸 | 鉄 |
| 12.0 | 2.0 |
施用方法
| 作物 | 施用時期 | 施用量(10アール当たり) |
|---|---|---|
| 水稲 | 基肥同時 | 40~60kg(2~3袋) |
| 追肥(出穂期前約40日) | 20~40kg(1~2袋) | |
| 一般野菜(※1) 豆類・麦類 |
基肥同時(全層施肥) | 40~100kg(2~5袋) |
| 追肥(土寄せ時側条) | 20~60kg(1~3袋) | |
| 果樹(※2) | 追肥・礼肥(表層施肥) | 40~100kg(2~5袋) |
水稲
一般野菜(※1)豆類・麦類
果樹(※2)
| 施用時期 | 施用量(10アール当たり) |
|---|---|
| 基肥同時 | 40~60kg(2~3袋) |
| 追肥(出穂期前約40日) | 20~40kg(1~2袋) |
| 施用時期 | 施用量(10アール当たり) |
|---|---|
| 基肥同時(全層施肥) | 40~100kg(2~5袋) |
| 追肥(土寄せ時側条) | 20~60kg(1~3袋) |
| 施用時期 | 施用量(10アール当たり) |
|---|---|
| 追肥・礼肥(表層施肥) | 40~100kg(2~5袋) |
(※1)一般野菜は、ダイコン、ニンジン、ゴボウ、カブ、キュウリ、トマト、ナス、スイカ、カボチャ、キャベツ、ハクサイ、レタス、ブロッコリー、ホウレンソウ、ネギ、ニラ、サツマイモ他
(※2)果樹は、ミカン、リンゴ、ブドウ、梨、桃他


