あつぎの農業を食べて応援!キャンペーン

お米がたべたくなる食農講座!
講師はあつぎの米スターズ
ふるさと先生 米生産者 JAあつぎ組合長 夢未市店長 酒造 消費者 ふるさと先生 米生産者 JAあつぎ組合長 夢未市店長 酒造 消費者
SDGs 2 飢餓をゼロに
SDGs 3 すべての人に健康と福祉を
SDGs 12 つくる責任 つかう責任
あつぎの農業を食べて応援!キャンペーン お米がたべたくなる食農講座!

LESSON 1 お米、毎日食べてますか?食料自給率と米の関係

講師 JAあつぎ代表理事組合長大貫おおぬき 盛雄もりお
JAあつぎ管内は、相模川をはじめとした豊富な水源に恵まれており、県内でも米の生産が盛んな地域です。地場産の米を食べて、日本の食文化の素晴らしさを改めて実感していただくとともに、地産地消を通じて地域農業を一緒に応援してください。
大貫組合長の写真

LESSON 1 お米、毎日食べてますか?食料自給率と米の関係

講師 JAあつぎ代表理事組合長大貫おおぬき 盛雄もりお

米の消費量は年々減少…ピークの半分以下に!

 日本の食卓に欠かせない米。皆さんは毎日食べていますか?実は、1人あたりの米の年間消費量は、1962年度以降減少傾向となっており、2020年度にはピークの半分以下まで減少しています。その理由には、食生活の多様化をはじめ、少子高齢化や共働き家庭・単身世帯の増加から、料理に時間をかけない人が増えるなど、ご飯と比べて手間がかからないパンや麺類が選択されることが多くなっていることがあげられます。

国民1人あたりの米の消費量

私たちにとってのお米の重要性

食卓のイメージ写真

 日本の食料自給率は、米の消費が減少するなど食生活の変化によって長期的に低下しており、38%と主要先進国の中でも低く、食べ物のほとんどを輸入に頼っている状態です。将来、外国からの食料輸入が困難となる可能性を考えると、食料自給率の向上が重要になります。

 そこで注目したいのが「米」。米は、私たちのエネルギー源となるだけでなく、正月には餅、祝い事では赤飯というように、各行事には米を使った食べ物を口にしているほか、煎餅や酒の原材料としても欠かすことのできない存在として重宝されています。

 また、日本の高温多湿な気候は、米の栽培に適しています。安定した収穫量や長期保存が可能なことから、古くより主食として親しまれ、私たちの命をつないできました。

 米の多くは、国内で生産・供給することができます。米の消費量を上げることは食料自給率の向上をはじめ、農家を支えることにもつながります。米の魅力を知り、米を食べて、日本の食と農を未来につないでいきましょう。

国消国産

国消国産(こくしょうこくさん)

近年の食料事情や国際状況を考えると、国民が必要として消費する食料は、できるだけその国で生産する「国消国産」という考え方が必要となります。これは、JAあつぎだけではなく、全国で考えていく必要がある問題です。国産の農畜産物を積極的に消費することで生産者を応援し、食料を生み出す農業をともに支えていきましょう。
国消国産についてはこちらのページもご覧ください
LESSON 1 受講済

POINT!

  • 日本の食料自給率は38%
  • お米の消費を増やすことで、自給率を上げることができる
安定した食生活の確保には、国内で生産・供給ができるお米が重要!たくさん食べよう♪
ゆめみちゃん

LESSON 2 白米?玄米?分づき米?精米の度合いと米の栄養価の違い LESSON 2 白米?玄米?分づき米?精米の度合いと米の栄養価の違い

講師 JAあつぎ農産物直売所「夢未市」店長清田せいだ 陽平ようへい
JAあつぎ農産物直売所「夢未市」では、あつぎせせらぎ米を1kg単位で販売しており、その場で精米することができます。新鮮な地場農畜産物をはじめ、ご飯のお供にピッタリな加工品なども豊富に取りそろえているので、ぜひご来店ください!
清田店長の写真
夢未市の写真
JAあつぎ農産物直売所「夢未市」
住所:厚木市温水255
電話:046-290-0141
詳しくはこちら

そもそも、「精米」とは?

 精米とは、玄米からぬかと胚芽を取り除いて白米にする作業。精米時に、ぬかと胚芽を残した米を「分づき米」と呼び、その度合いによって味や栄養価に違いがあります。

玄米と白米、栄養価の違い

 腸の働きを助ける食物繊維は白米の約6倍、エネルギーの生産を活発にすビタミンB1は約5倍など、玄米は栄養価が高く、健康食として注目されています。消化については、白米の方がしやすいことから、バランスを考えて取り入れることがおすすめです。
玄米と白米の栄養価の違い

夢未市で分づき米を試そう

 JAあつぎ農産物直売所「夢未市」では、お好みに合わせた度合いで精米することができます。購入できるのは、玄米・三分づき米・五分づき米・七分づき米・白米の5種。サービスカウンターにてご注文ください。

※分づき米は酸化しやすいため、精米後はお早めにお召し上がりください
分づき米と精米のイラストと写真
三分づき
玄米のぬかを少し削っており、食感や特徴は玄米に近い状態です。少し甘みを感じるようになります。
五分づき
白米と玄米の中間で、双方の良さが楽しめます。玄米の風味や食物繊維は残っていて、食感は白米に近くなります。
七分づき
食感は白米に近く、玄米の香りが若干残ります。玄米を取り入れてみたい方は、七分づきから試すのがおすすめです。
ぬれかり煎の写真
JAあつぎオリジナル商品 ぬれかり煎

あつぎせせらぎ米を使った煎餅。手焼き・手作りの製法で丁寧に仕上げており、米本来の風味とうまみがたっぷりと染み込んだこだわりの商品です。
1袋100g入り…368円(税込)

あつぎせせらぎ米の写真
ふるさと納税の返礼品にも!

あつぎせせらぎ米は、「あつぎ元気応援寄付金(ふるさと納税)」の返礼品にも登録されています。JAあつぎ管内でしか購入できないブランド米を、ふるさと納税を通じて全国各地へお届けしています。

LESSON 2 受講済

POINT

  • 玄米は栄養価が高く、白米は消化が良く食べやすい
  • 夢未市では精米度合いを選べるので、栄養価と食べやすさが調整できる
味や食感、栄養価などから好みの精米度合いを見つけてみよう!
ゆめみちゃん

LESSON 3 生産者の声を聞こう!米の生産について

講師 厚木市棚沢農業活性化集団
生産者の写真
(写真左から)
柏木かしわぎ たかし山口やまぐち すすむ柏木かしわぎ 孝昭たかあき

LESSON 3 生産者の声を聞こう!米の生産について

講師 厚木市棚沢農業活性化集団

はるみの特徴と生産へのこだわり

 はるみは、2015年からJAあつぎ管内で栽培が始まりました。夏の暑さや倒伏に強い品種で、しっかりとした粒感や甘みがあり、冷めてもおいしいことから、消費者からも好評です。米の品質を良くするためには、季節・気温の変動に合わせた水の調整、施肥、農薬散布などが欠かせません。雑草は病害虫の原因になるので、水田周辺の整備は特に丁寧に行っています。

水稲栽培にかける思い

 私たちは、生産者の高齢化や後継者不足から発生する遊休農地・耕作放棄地での作業を請け負い、互いに協力しながら合計約6ヘクタールの水田を管理しています。受け継がれてきた農地を守り、地域の田園風景を残していくためにも、今後も水稲栽培に注ぐ熱を絶やさずに活動するとともに、消費者に地元のおいしい米が届けられるよう、良質な米の生産に努めていきます。

厚木市棚沢農業活性化集団の写真
協力して田植えを実施
厚木市棚沢農業活性化集団
2019年に結成。厚木市棚沢地区を中心に、遊休農地・耕作放棄地での作業を協力して請け負い、水田を管理しています。耕作を行うことで地域の農地を守り、景観維持につなげるなど、持続可能な農業の実現に向けた活動を行っています。
LESSON 3 受講済

POINT

  • 「はるみ」はしっかりとした粒感で、冷めてもおいしい
  • 生産者は農地を守り、おいしいお米作りに励んでいる
私たちが安心して食事ができるのも、生産者の努力のおかげ!しっかり応援しよう!
ゆめみちゃん

LESSON 4 酒造の声を聞こう!日本酒について

講師 黄金井酒造株式会社 専務取締役黄金井こがねい 陽介ようすけ
黄金井陽介さんの写真

LESSON 4 酒造の声を聞こう!日本酒について

講師 黄金井酒造株式会社 専務取締役黄金井こがねい 陽介ようすけ

日本酒と米の関わり

 日本酒は、米、米こうじ、水から造られています。米は味を決める重要な原材料の一つで、日本酒の繊細な味を出すために磨き(精米)、風味を調整します。「精米歩合」は、玄米に対して何%残した状態の米が使われているかを表しており、普段私たちが食べている白米が約90%精米なのに対し、日本酒の多くは70%以下。米の特徴や目指す酒の味わいに合わせて精米歩合などを調整することで、おいしい日本酒が出来上がります。

厚木産「はるみ」を味わう

 私たちは酒造りを通じて地域農業や地場農産物をPRし、地域の活性化につなげようと、厚木産「はるみ」を使った商品を造っています。厚木産はるみ100%の純米酒「伝四郎」は、80%精米と日本酒の中でも精米歩合が高い商品。はるみ本来のうまさを引き出した、すっきりとした味わいが特徴で、常温やぬるかんで味わうのがおすすめです。

黄金井酒造の商品の写真
厚木産「はるみ」を使っているのは、
純米酒「伝四郎」・米焼酎「弥太郎」・本みりんの3種。
黄金井酒造株式会社の外観写真
住所:厚木市七沢769
電話:046-248-0124
黄金井酒造株式会社
厚木市七沢にある創業200年以上の歴史を誇る醸造所。日本酒をはじめ、本格焼酎や「さがみビール」など、さまざまな酒造りに挑戦しています。商品の購入は、店頭のほか、JA農産物直売所「夢未市」やオンラインショップで。
ホームページはこちら
LESSON 4 受講済

POINT

  • 日本酒造りでは、お米や目指す味わいに合わせて精米歩合などを調整している
  • 地元の酒造が厚木産はるみを使ったお酒を造っている
酒造の匠の技によって造られるお酒を味わってみよう!
ゆめみちゃん

LESSON 5 消費者の声を聞こう!地元の米で食を楽しむ

講師 あつぎの消費者
湯之上ゆのうえ さとる湯之上ゆのうえ 裕也ゆうや(写真左から)

LESSON 5 消費者の声を聞こう!地元の米で食を楽しむ

講師 あつぎの消費者 湯之上ゆのうえ さとる湯之上ゆのうえ 裕也ゆうや(写真左から)

厚木産「はるみ」のここがおすすめ

 夢未市に出掛ける機会が多く、地場産の米や野菜をよく購入しています。食卓にはさまざまな銘柄の米が並びますが、厚木産はるみは米の自然な甘さが口いっぱいに広がり、家族皆に人気です。わが家のおすすめは、米とともに好みの具材を味わう手巻き寿司と、米本来の味が楽しめる塩むすび。手巻き寿司は、用意した刺身やのりを各自でトッピングして食を楽しむほか、家族だんらんのひと時となっています。

地産地消で農業を応援

 「JAあつぎ親子夢未Kidsスクール」で田植えや稲刈りを体験し、米を作る大変さを学びました。米は以前から好きで積極的に食べていましたが、体験を通じ、新鮮でおいしい農畜産物を作ってくれる生産者の方への感謝と、残さず大切に食べようという気持ちを改めて持つことができました。これからも、地元の米をたくさん食べるなど、家族皆で地産地消を心掛け、地域農業を応援していきたいです。

スクールの様子の写真
田植えを行うスクール生

JAあつぎ親子夢未Kidsスクール

 JAあつぎが通年型食農教育事業の一環として開校するスクール。田植え・稲刈りなどの水稲栽培体験をはじめ、地元の生産者や東京農業大学の学生と交流しながら実習を行うなど、食と農のつながりについて幅広い視点から楽しく学ぶことができます。湯之上さんは、2022年度に開校された第13期の卒業生です。
「JAあつぎ親子夢未Kidsスクール」についてはこちらもご覧ください
LESSON 5 受講済

POINT

  • 厚木産はるみは消費者に好評!
  • 農業体験によって、食に対する視野が広がる
全国各地で行われている農業体験イベントには、積極的に参加しよう!
ゆめみちゃん

LESSON 6 調理実習 郷土料理 あつぎのかて飯

講師 JAあつぎふるさと先生梅澤うめざわ 清子きよこ
梅澤先生の写真

LESSON 6 調理実習 郷土料理 あつぎのかて飯

講師 JAあつぎふるさと先生梅澤うめざわ 清子きよこ

かて飯の昔と今

 米が貴重だったころ、空腹を満たすために具材でかさを増やした「かて飯」ができたとされています。具材に決まりはなく、地域や季節ごとに手に入れることができる野菜・雑穀などを米と一緒に炊いたり、味付けをしてご飯に混ぜ込んだりしていました。

 かて飯は、現在でも伝統食として祭りや人寄せの時に食べられています。昔と比べて、さまざまな食材が手に入るようになったため、混ぜ込む具材の他に卵や彩り豊かな野菜などを飾り、華やかさを加えることも多いそうです。

郷土料理を味わう

 今回は、JAあつぎオリジナル商品「厚木産蒸し大豆」を使った「あつぎのかて飯」のレシピを紹介します。ぜひ作ってみてください。

厚木産蒸し大豆の写真

厚木産蒸し大豆

 かながわブランドに登録される「津久井在来大豆」を蒸して、レトルトパウチした商品です。手軽に素材本来の甘みを味わえると人気で、サラダや煮物、スープなど、幅広い料理に合わせて楽しむことができます。
「蒸し大豆」についてはこちらもご覧ください
講習会の様子の写真

JAあつぎふるさと先生

 JAあつぎでは、地域の伝統的な生活文化や郷土料理等に関する学識経験豊富な個人・団体を「ふるさと先生」に委嘱。JAの講習会などで講師を務め、組合員・地域住民との交流を深めるとともに、地域農業の理解促進や地域づくりに貢献しています。
「夏休みに親子で食の大切さを学ぶ」記事はこちら
あつぎのかて飯
あつぎのかて飯の写真
材料(4人分)
・米
2合
・サヤエンドウ
8本
・厚木産蒸し大豆
100g
【A】
・ゴボウ
1/4本
・ニンジン
1/3本
・干しシイタケ
2本
・油揚げ
1/2枚
・ちくわ
1本
【B】
・しょうゆ
大さじ2
・砂糖
大さじ1と1/2
・水
少々
・シイタケの戻し汁
少々
【C】
・水
420cc
・昆布
約3cm
【D】
・酢
25cc
・砂糖
大さじ3
・塩
少々
下準備
ニンジンは薄いいちょう切り、ちくわは細めの短冊切りにする。ゴボウはささがきにし、水(分量外)につけてあく抜きをする。干しシイタケは薄切りにして水(分量外)で戻し、戻し汁は残しておく。油揚げは油抜きをし、細めの短冊切りにする。米は洗って30分ほど水に浸し、水気を切っておく。
作り方
  1. 下準備をした【A】の材料を鍋に入れ、【B】を加えて汁気がなくなるまで煮る。
  2. 炊飯器に米と【C】を入れて炊く。
  3. 炊きあがったらご飯が熱いうちに【D】を入れて混ぜ合わせる。
  4. 3に1と厚木産蒸し大豆を加えて混ぜ、ゆでたサヤエンドウを半分に切って飾ったら完成。
● お好みで錦糸卵や紅ショウガを飾ってください。
LESSON 6 受講済

POINT

  • 郷土料理には昔からの知恵が詰まっている
  • 「あつぎのかて飯」は、難しい所がないので作るのが簡単
「かて飯」は、ご飯に野菜や雑穀を混ぜる料理なので、好きな野菜や地元の農産物を使って作ってみよう!
ゆめみちゃん

特別編 動画講座 米スターズリポート 特別編 動画講座 米スターズリポート

 リポーターの伊藤綾香さんが、あつぎの米スターズを訪ね、
栽培のこだわりや農業への思い、おすすめの食べ方をお伺いしました!
お米がたべたくなる食農講座!修了証 お米がたべたくなる食農講座!修了証
お米のことに少し詳しくなって、
お米がより一層好きになり、
食べたくなったことと思います!
お米をおいしく食べたら、
ぜひプレゼントキャンペーンに
ご参加ください!
皆さまのご参加を
お待ちしております!
ゆめみちゃん
スクールの様子の写真

JAあつぎの自己改革

 「お米が食べたくなる食農講座!」はいかがでしたか?JAあつぎは、平成27年より創造的自己改革の実践に全力で取り組んでいます。今回のキャンペーンも「組合員・地域とのつながり強化」を目指した取り組みの一環です。
「JAあつぎ自己改革の実践計画」についてはこちら
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