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Seasonal Agricultural Products
3月のオススメ

ダイコン

Radish
豊富な酵素が消化を助ける。
葉にはβカロテンやカルシウムがぎっしり
  • ハリ・ツヤがあり、ずっしりと重いと良質
  • 葉つき、泥つきは新鮮な証拠
【保存法】
葉は切り落として、早めに使い切る。根はラップでぴったり包み、切り口を上にして、野菜室に立てて保存。
【成分・有効性】
 ダイコンは、野菜の中でもトップクラスの国内生産量を誇り、日本人に非常によく食べられています。ダイコンに含まれている特徴的な成分といえば、イソチオシアネートです。辛み成分の一種で、特に根の先端部分に多く含まれています。また、ジアスターゼやオキシターゼ、カタラーゼなどの消化酵素も含まれています。 皮に近い部分にはビタミンCが多いので、きれいに洗って食べるか、皮を薄くむいて食べましょう。この他、葉にもβカロテンやビタミンB1、B2、Cなど豊富な栄養素が含まれています。

生産者のご紹介

玉川地区髙野 尚德さん
 約30アールの圃場で露地野菜を中心に生産しています。長年の経験を基に作物に合った栽培方法を選ぶほか、手間暇をかけて丁寧に管理。栽培の基礎となる土作りは、堆肥を使って栄養豊富に仕上げるなど、特に力を入れています。
 消費者に良質でおいしい農産物を届けるため、出荷の際は見た目にもこだわるよう努めています。ダイコンは、色が白くて全体にはりとつやがあるものを選び、11月中旬から12月下旬にかけて夢未市に出荷しています。
 丹精込めて育てたダイコンは、みずみずしさが自慢。ぜひ火を通さずにサラダなどで食べ、柔らかい食感とダイコン本来の甘みを味わってみてください。
依知地区藤岡 ふみ子さん
 約10年ダイコンを栽培してきた経験を生かし、品種の選定や病害虫対策などに気を付けながら、生産に励んでいます。
 今年は「春宴」という品種を栽培。11月に播種して越年するため、さび病などの病害が心配されましたが、ミルクのように真っ白で太りの良いダイコンが収穫できました。
 ダイコンは、ニンジンと一緒に千切りにして軽く湯がき、ざるにあげて塩を振り、ハムとマヨネーズを和えて食べるのがおすすめです。
荻野地区長谷川 拓海さん
 水はけが良い荻野地区の圃場で、昨年から春ダイコンを栽培。防虫ネットや雨風の後の適切な防除を心掛けています。冬ダイコンに比べて辛みが少なく、とう立ちまでの期間が短いため、収穫適期を逃さないよう気を配っています。葉つきでも出荷していますので、好みに合わせて使い分けてください。
 我が家では、甘辛い味付けの豚バラダイコンが定番です!色々な食べ方で楽しんでみてください。
玉川地区髙野 尚德さん
 父の後を継ぎ、40アールの圃場で露地野菜を栽培。消費者のニーズに応えられる作物づくりを心掛け、手間を惜しまず栽培管理を行っています。
 ダイコンは、色が白く全体に張りとつやがあるものを選んで出荷。たっぷり水分を含んでいるため、ダイコンおろしにして残った汁をとろろ昆布やかつお節などと合わせて飲むと、ダイコンの栄養分をしっかり取ることができ、おすすめです。
相川地区清水 喜一さん
 ハウスで栽培するダイコンは、葉先まで柔らかく、根の部分はなめらかで張りがあるのが特徴です。日頃から圃場を管理し、朝日をたっぷり浴びせることで、甘みのあるずっしりとしたダイコンに育てています。
 葉付きで出荷しているので、葉を鶏がらスープの素とゴマ油と和えてナムルにしたり、じゃこやクルミと炒めてふりかけにするなど、葉までしっかりと味わってほしいです。

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