消費者へ安全・安心な
農作物を届けるために
厚木市飯山 髙橋 敏巳さん
小鮎地区にある約50アールの圃場で、水稲をはじめ、ダイコンやハクサイなどの露地野菜を栽培しています。
研究熱心に農業に勤しむ
農家に生まれ、自営業を営みながら農業に携わってきた髙橋さん。3年前に本格的に就農し、水稲をはじめ、ダイコンやハクサイなどの露地野菜を栽培しています。ダイコンは、複数の品種を栽培し、収穫時期や出荷量を調整するほか、消費者からの意見や感想を参考に、ケールやカリフラワーなど、新たな作物の栽培にも挑戦。日々研究を重ねながら農作業を行っています。
消費者に喜ばれる作物づくりを
「良い品質のものを、消費者にできるだけ長く食べてもらいたい」と話す髙橋さんは、作物の播種・作付けの時期を少しずつずらして栽培し、安定的に出荷ができるよう工夫。JA職員に相談し、適切な病害虫対策を行うよう徹底しています。収穫した農産物は、主にJAあつぎグリーンセンターへ出荷。商品を陳列していると、来店者に「おいしかったよ」「また食べたい」など、温かい声をもらえることが髙橋さんのやりがいにつながっています。
髙橋さんは「消費者に喜んでもらえる農産物づくりを心掛けることで、農家所得の向上にもつながっている。今後も、質の高い作物づくりを行っていきたい」と笑顔で話します。